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鯖江のrenew
鯖江のrenew、行ってきました。
一つは、こものデザイン研究所としての出展。
10月29、30日、こもガク開催の広報も兼ねて。
もう一つは、トークイベントに登壇。
地域デザイナーの学校をつくろうと、開校宣言トークイベントに末席として登壇。春に出版された、「おもしろい地域にはおもしろいデザイナーがいる」の著者に声がかかった感じ。
コロナもあって、3年ぶりの参加でしたが、やっぱりrenewはすごいなー。
これだけ多様な人たちが、これだけ広域から集まってくるって、めちゃくちゃおもしろい。
こもガク開催直前で、新たにふんどし締め直す気持ち。
でもこれは、ものづくりのポテンシャル表れでもあって、ほんとに勇気をもらう。
我々には何ができるか、もっともっと考えないといけないと思いました。
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地域デザインを実践する学校の、開校宣言トークも、めちゃくちゃ刺激的でした。
何をもって地域デザイナーと呼ぶのか、きちんと定義されているわけではないけど、上流からアウトプットまで、或いは、もやもやしたとこから成果がでるところまで、全てに寄り添う仕事の仕方をするデザイナー、そんな姿を目指す人たちのための、新しい学校をつくるんだと、地域で生きているデザイナーが動きだすという。めちゃくちゃワクワクする瞬間。
問題を抱えている各地、地域や産業。
なくなっていくスピードと、僕らが関われる量には圧倒的な開きがあって、無力感をずっと感じている中で、もっともっと仲間が増えるかもしれない予感。
この予感を現実のものとするために、また新しい一歩が踏み出される。
ワクワクしないはずがない。
話しの中で、原さんのお言葉が胸に深く刺さっています。
「君たちは、”地域デザイナー″と呼ぶのはやめにしないか。君たちのあり方は”これからのデザイナー″なんだと思う。」と。
この言葉には、会場中が衝撃を受け、原さんからの最大限のエールをいただいた気がして、さらに身が引き締まる。
最後に、これだけは強く言いたい。
僕らはたまたまいろいろなご縁があってあそこに居たけど、会場にだって、めちゃくちゃ優秀なデザイナーがたくさんいたし、僕らの周りにだって、たくさんいる。もし時代がそれを必要としてるなら、僕らだけではなく、みんなでその未来に向かいたい。
発起人の一人である新山さんの言葉を借りれば、「地域に、デザイナーが増えれば、本気で日本が変わると思う。」
僕もそう思う。
たくさんの仲間とともに、おもしろい地域を繋いでいきたい。