Blog
相談の多かった「デザイナーとイメージがすり合わない」というお悩み
2022.12.20BLOG
イナバデザインスクールで相談の多かった「デザイナーとイメージがすり合わない」というお悩み。
根底にあった「クリエイティブディレクションの欠落」を解消する手段としておすすめした「オリエンシート」づくりを個別でじっくり相談したいとお声をいただき、とある企業さんとお打ち合わせ。
今回のご相談は、既存事業と新規事業との結びつき、ひいてはその流れに一貫性を持たせるためミッション、ビジョンが機能しているか?という課題感をお持ちだったので、稲波流のヒアリングで本質的な部分をぐいぐい引き出していきました。
代表の方も、アプローチは色々な方法がある中で、稲波のやり方・考え方を体感し今後の事業デザインに生かしたいとのこと。ビジョンと事業のつながりがスッと理解でき、社内外に伝えるためにも活用できそうだ、と感想をいただきました。
デザインやクリエイティブは、事業を整理し、本当の目的や課題に行きつくための方法。
その考え方をデザイナーと依頼者が共有してお互いが引き出しあうことが事業に本当の価値をもたらすと考えています。
今年始めたデザインに関する相互の学びの場から、こうして現場の課題解決をどうしていこうという行動につながった師走。
私たちにとっても地域の事業づくりにデザインがまだまだ役立てることがあると確信した時間でした。