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東海湖産地構想の会議
2023.06.13BLOG
日本のものづくり世界へ発信するために、
産業の持続可能性担保するために、
いま必要なことは何か。
産地区分の再構築。無くなりつつある、サプライチェーンをどう補完し合うか。
岐阜(美濃焼)、愛知(瀬戸焼、常滑焼)、三重(萬古焼)の、商社、メーカーあわせ、窯業産地の有志メンバーで進めています。
直近の土問題。
原料が無くなると言われて随分経つ。ほんとに無くなるのか。何が無くなるのか、正確に知りたい。
全体のロードマップを作成し、まず直近、正確な現状把握をすることに。
できる限り現状を、できる限り数値で知る。
いろいろな立場の方達が集まるからこそ、得られる知見と情報。
情報や技術を、囲っている場合ではない。
ものづくりは、1社で完結しない。
各工程を担う会社がそれぞれあり、バランスで成り立っている。
全体の供給量が変われば、バランスも崩れる。
窯業全体でみれば、器、タイル、ファインセラミックスの世界で、土という原料を共有している。
土は大地からの恵みで、素材の可能性に驚くけど、使ったら無くなる、有限なもの。
何より、木材と違って再生産はできない。(何十万年?かかる)
産業の持続可能性を、どう担保するか。
でもまあ、話す中で希望も見えたりして、課題を課題としてシュリンクしすぎず。
世界に発信するための、屈伸として。
明るく楽しく、未来に向けて、デザインにはそれができるハズ!