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デザスク報告:「採用向けブランディング講座」(7/24)
■現状把握
今回は企業採用に纏わるテーマということで、まずは日本の出生率や、学生が就職を希望する企業分析を実施。
厳しさを増す採用環境を把握しました。
学生さんのリアルな声として、「昔の幸せのパッケージに諦めている」や「この地球に子孫を産み落としたくない」という驚きの意見も飛び交いましたね。
参考にした調査データも添付します。
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2023/04/2024sotsu_syusyokuishiki_20230425.pdf?fbclid=IwAR3V5eb2r9mz4BMl3SxKsVaQRsANyhFs0Vcy5VEjfYOp2S02jU-7p4cgMpI
(出典:マイナビ 2024年卒大学生就職意識調査)
■大義と接点
ESGやCSRが重視される時代において、学生や若者に響くのは、企業の大義。
そして会社と社会の接点作り。
接点を意識した上で、「ミッション、ビジョン、人材ビジョン」を設計し、接点となる社会的なプロジェクトを作る。
ファジーな学生との関わりしろを持つことで、学生にとって会社を見極める機会にもなり、企業にとっても人材ビジョンに合う人と繋がれる。
採用のミスマッチも減るなどの効果について、稲波校長から話がありました。
■ワーク
採用そのものを捉え直し、ファジーな関係をつくるには??
をテーマに、事業を社会的な視点で見た上で、接点となる企画を考えるワークを行いました。
ポイントは、学生たちが、楽しく、意義ある活動になる企画です。
■感想
発想の仕方についての感想はこのような感じ。
・採用やブランディングは、会社と社会の境界線になるとわかって発想が広がった
・マネタイズがすぐにできなくていいと覚悟を持てた
・小さくでもいいから実践していきたい
・強みや事業の掛け算で集まれるような場をどうデザインしていけばいいのかを考える機会になった
・企画を考えるステップがわかった
またデザスクのように、多様な人たちが集まり、接点を持つ場の重要性についての感想も多かったです。
・未来に希望を抱いていない同級生(学生)をもっとこういう場に連れていきたいと思った
・学生の時にこういう場があったらよかった
・場を作るというのは色んなところにニーズがあることを感じた
・採用やインターンは気に入られたら就職の道があると感じて肩肘張ってしまうから、ファジーに関われる場がほしいと思った
■生徒会長より
自社のスタンスを通しても、学生や若者に対して、「我が社の事業を手伝ってください」ではなく、「あなたのやりたいことを会社が手伝います」にしていると、熱量の高い主体的な人材が来る傾向を感じる
■校長の格言
「採用は魔物」です。
■アンケート
今回から事前事後のアンケートを行うことにしました。
目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
本テーマにおいて書いてもらったものも、一部紹介させていただきます(画像参照)
■次回以降のデザスク
①8月2日(水)
「モヤモヤデザイン相談」
https://peatix.com/event/3653479/view
②8月7日(月)
モリサワ×デザスク特別企画:「「コンセプトを正しく伝える、コミュニケーションの方法」&「フォントを活用したWS」
https://peatix.com/event/3652412/view
③8月24日(木)
「新規事業の作り方」
※テレビ取材が入る予定