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デザスクプロ報告:クリエイティブディレクターによるデザインチェック学習
初めての試み「イナバデザスクプロ」
参加者が作成したモノに対して、稲波校長からアドバイスをもらい、ブラッシュアップするという有料企画でした。
https://peatix.com/event/3625915/view
■持ち込みされた製作物
①議員さんによる「活動報告のお便り」
②メーカーさんによる「会社案内」
③企画屋さんによる「プレゼン資料」
■参加の目的
・デザインの力で価値観をもっと伝えたい
・自作したモノに対してしっくりきていない
・自分の資料は状況説明が多すぎる気がする
・全体的にベタっとしちゃう
・独学で挑戦してきたからアドバイスが欲しい
・デザイナーに外注したら格好良く出来るかもしれないが、自分の個性は出ないかもしれない
・自分で表現する方法を模索する機会をちゃんと持ちたい
など
■流れ
【参加者】自力でつくったモノを発表
↓
【稲波校長】モノに対してヒアリング
「用途は?」「発行頻度は?」「何を一番伝えたい?」など
↓
【参加者】モノに対するお悩み相談
↓
【稲波校長】具体的なアドバイス
↓
【参加者】修正
↓
感想シェア
■稲波校長からのアドバイス
デザインの根本的な考え方として
・揃えるところをとにかく揃える
・見出しをつくる。位置も大事
・余白の取り方、作り方が大事
・フォーカスさせたいメッセージと余白の関係性
・メッセージ性の割合
・差し色の使い方
企画自体を相談する方に対して
・デザイナーがアウトプットするまでのプロセス
・プレゼン資料は1シート1メッセージ
・1シート3行以内に
・読まれるポイント数
など具体的なブラッシュアップ点の助言がありました。
■修正
アドバイスをもとに参加者さんにて修正タイム。
えらくスッキリ見やすいモノに生まれ変わっていました。
■参加者さんの感想
・ブラッシュアップの良い機会になった
・プロがどういうプロセスでアプトプットされるのかを見れて面白かった
・デザイナーとこういうやりとりは初めてで遠慮と戸惑いがあった
■稲波校長からのまとめ
製作物が、何のためにあるのか・誰に届けたいのかを考えるのが大事。
その上で、格好良く完成するのが絶対的ゴールではない。
■運営スタッフの感想
どんな場になるか、運営側も参加側も手探りでしたが、
普段のデザスクのご参加されている方の、次ステップ的な場になるのかもと感じました。
デザスクでデザインリテラシーを上げ、具体的なモノを通して、デザイナーさんの視点に触れる。
デザイナー側と事業者側の両方の感覚を越境することで、内製化する部分と、プロに頼むべき案件と、判断できるようになったらいいですよね♪