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デザスク報告:右脳デッサンを体験しよう(4/9)
今回のテーマは右脳デッサン。
ありのままに捉えて手を動かし、右脳を解放していく回。
■ウォーミングアップ
まずは、右脳を開く感覚を体験。
ウォーミングアップとしてドローイングを行いました。
「大事なのは何も考えずに手動かすこと。」
校長の言葉にみなさん最初は不安そうな表情でした。
前提条件として、絵に上手い下手はなく、基本的に絵を描けない人はいません。
制限時間2分でスタートです。
まずは3セット行い、一度周りの人のドローイングを見てから、また2セット行いました。
みなさん最初は不安そうでしたがスルスルと手が動いて、
いろんな工夫をしながらドローイングをしていました。
■レクチャー
稲波校長も、なんでやる必要があるのかと学生の頃は思っていたそう。
しかし、大人になってデッサンは世界をあるがまま捉える練習だと気付きました。
あるがままに捉えることができるということは変化に気づける、ということ。
日常での気づきが多くなる、ということは
考えられるようになり、次のイメージもどんどん湧いてくるようになってきます。
自分の入力状態を敏感にし、世界をあるがままに捉えることで
観察力が養われていきます。
■ワーク
今日は考え方を勉強してもらう会。
スマホで自分の顔の写真を撮り、その写真をさかさまにして、デッサンしてもらいます。
デッサンはあるがままを捉え、写し取るのが大事。
見える情報は全て読み取り、顔として認識するのではなく、見えたものをそのまま描きます。
写真をさかさまにするのは、顔だと思って欲しくないためです。
色や影がどうとかをよく捉えてる、顔は真っ白じゃない、など途中で校長からもアドバイスが。
そのまま30分集中してデッサンに取り組みました。
みなさん段々とコツを掴み、楽しそうに集中して描いていました。
■最後に
デッサンとはテクニックではなくて捉え方の訓練。
ポイントは下の3つです。
・観察力を養う
・感度を養う
・入力を上げる
たまには手を動かし、右脳を解放させる訓練をしてみましょう。
■感想
・描くことにトラウマがあり最初は苦手意識があったが、描いてるうちに恐怖心がなくなってきた。
・最初のワークが難しかった。考えないようにしようと思うと、線から何かを読み取ってしまった。
・デザイナーがやるべきなのは右脳と左脳を両方使うことなのか。
・人と話して気づきがあるように、描きながら自分と対話してるような感覚。
・どれだけフラットに見ようと思っても自分のフィルターが入ってしまう。
■アンケート
事前事後のアンケートを行なっております。
■次回以降のデザスク