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デザスク報告:ミッションビジョン研究(5/22)
デザスク報告:ミッションビジョン研究(5/21)
今回はデザスクでは人気のテーマ「ミッションビジョン研究」
定番となりつつあるミッションビジョン研究ですが、いつもとは違った切り口でのレクチャーとなりました。
■レクチャー
MVを作ればいいよね?(作ったら終わり)という会社も増えてきているそう。
MVとは価値づくりをするため、ブランディングをするために作るもの。
簡単にいうと、会社の価値づくりのための一つの目標値であり、道しるべになるものです。
言葉に踊らされないのが大事で、作ったら終わりでは意味がありません。
今回は2つの化粧品メーカーを例にMVのあり方について説明。
一つ目はSHIRO しろ。 理念 は「世の中をしあわせにする」
コロナ禍で化粧品が売れなくなった際に化粧品の製造をストップし、
SHIROらしさのある消毒液を販売しました。
これは儲かるよりも、どうしたら世の中が幸せになるのか?を考えていたからできたことだそう。
正しいことをしていくだけで価値が高まり続け、いいスパイラルが生まれています。
つまり、MVができたら会社に価値ができるわけではなく、
価値を上げるために、ブランドを考える→MVを考える→事業を変える のプロセスが大事で
売り上げが上がることは結果論でしかありません。
2つ目はAesop。
店舗には質の良い商品が並び、それを体験できるようになっています。
理念がしっかりと店舗にも浸透している例を紹介しました。
そのほかの例としてランニングシューズの話も上がりました。
■ワーク
今回のワークのお題は「好きなブランドの価値を考える」です。
好きなブランドのMVとブランドの行動を調べてもらい、
また自身で個人的に感じている価値についても考えてもらいました。
愛用しているスポーツブランドや、オンラインショップ、自身の会社の価値について整理する方もいました。
商品の見た目や機能性だけでなく、店舗の雰囲気や会社の仕組み、ブランドの変遷などにも着目し、
さらに、ブランドを愛用することで日常のマインドセットまで繋がっている方もいました。
■最後に
今日はミッションビジョンを考える際に「見るべきところはどこか」ということを話させてもらった。
日常に持ち帰って、会社の価値を考える際に生かしてもらいたい、とのことです。
■感想
・MVは価値づくりの過程。大変そうだと思ったけど楽しそうだなと思った。
・自分事化できておらず、タスクとしてミッションを行動していた。
・商売としては成り立つし、訴求している消費者は少ないんじゃないか。妥協点、ゴールが見えずらい考え方なのでは?
・ミッションビジョンは先に掲げるものではなく、むしろ立ち戻るべきものなのかも
・まだ腑に落ちていない 帰ってからネリネリしたい
・会社のミッションビジョン変え、価値に変えていきたいが見えていない状態。判断ができる会社にしたい!
・就活ので会社のこと調べたらみんな似たようなことしか言っておらず外向けの言葉に見えた。内部の人がどう思っているのか擦り合わせたい
■アンケート
事前事後のアンケートを行なっております。
■次回以降のデザスク