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デザスク報告:クリエイティブディレクション講座(1)概論(8/21)

2024.09.09イナバデザインスクール
クリエイティブディレクション講座は久しぶりのテーマ。
長野からデザイナーの方や大阪からはブランディングプロデューサーの方など
デザスクで学びたい!と今回も皆さんの前向きな自己紹介からスタートしました。

 

■レクチャー

 ・クリエイティブディレクションとは「設計」
昔はただデザインしたら成果が出ていたけど、今はそうではありません。
もっと目指したいところに行くにはしっかり設計しないといけない、
ということで「クリエイティブディレクション(設計)」が生まれました。
広告業界の仕組みから、クリエイティブディレクターの役割について説明。
案件の予算から人材の確保、絵作り、どう運営するかまでを考え、
右脳と左脳どちらも使える人が多いとのこと。
・クリエイティブを設計するとは?
事業をコントロールする人からデザイナーにそのまま投げるとうまくいかないことが多い。
事業リソースを勝てるマーケットに投入するにはディレクションが必要です。
事業とデザインの間をどう取り持つか、がクリエイティブディレクターの役割です。

■ワーク

今日はみんなでいくつかのデザインを見ながらクリエイティブディレクションの考え方に触れてみました。
課題:このポスターを事業者としてデザイナーにどうやって発注しますか?
・何を意図してデザインされたか
・これを作りたいとき、どうやって発注するか
↑がポイントです
3種類のデザインのポスターを見て、皆さんに考えてもらいました。
そのイベントの背景を調べながら、
写真を前面に使っているのはどうしてか?
この周りにある文字は何を表している?
このポスターを見て受けた印象などから、
どんな意図で作られたかを発表していただきました。

■まとめ

クリエイティブは紐解いていくと意図が見えます。
それはデザイナーが考えているわけではなくて、発注者が考えています。
事業の目的をより果たすために、何を伝えようとしているのかがしっかり伝わることが大事。
自分も事業者になった時にどう発注するのか、を考えてみるのはいい訓練になる。
と、校長からお話がありました。

■感想

クリエイティブディレクションに皆さん興味津々。質問がたくさん飛び交う1時間以上の感想タイムとなりました。
感想の一部を共有します。
・ワークが面白かった。こういう視点を社内でも取り入れていきたい。勉強のやり方が見つかったのでよかった。
・ディレクションやっていきたいなと思った。
・自分も稲波から対話の中から引き出してもらった。
・対話からぴょんまでの流れが綺麗に言語化されていて腑に落ちた。
・デザインの会に初めて参加。ワークの際、字が少ないデザインでこんなに人に伝わっているんだ、と驚いた。
自分の資料作りにも活かしたい。
・いろんな分野の方が集まって時間を過ごしているのが新鮮。
・デザインは今まで現場の人だけで議論してきた。
言葉がふわっとしたまま一般に流通してきた今、答えを見つけるのではなく、問い続けることが大事なのかも。
・初めてドキドキしてたが、いい雰囲気で自分では思いつかないような考えが聞けてよかった。

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)

■次回以降のデザスク

①9月19日(木) 「ヒアリングの極意」

https://peatix.com/event/4102677/view

②10月4日(木) 「ミッション・ビジョン研究」

 

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