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デザスク報告:ヒアリングの極意(9/19)

2024.10.14イナバデザインスクール
先日のクリエイティブディレクション講座の感想でもありましたが、みなさんヒアリングは大事だと思っているけど、なかなか奥が深くて学び足りない人が多い様子。

極意を学んで、日頃の提案やコミュニケーションに活かしたいと
みなさん意気込んでいました。

■レクチャー

「どうしてヒアリングが大事なのか?」

校長からの問いかけからレクチャースタート
大事なポイントは「答えは相手の中にある」ということ。
デザイナーが提案するだけだと、事業が自分のものになっていきません。
しかし、事業者の言葉で決めていくと事業者は
自分が発した言葉で決めていくから、自分が決めた感覚が生まれます。
事業を実際に運用していくのはデザイナーではなく事業者なので
自身でコントロールしていく必要があります。
そのためにも相手の言葉で状況を作っていくのが大事です。
ヒアリングを大切にしているとデザイナーも想像してなかった答えが出てくるそう。

それを何度か経験してくると、やっぱりヒアリングが大切だと思った。と稲波校長は言います。

次に大事なポイントは「地図を書こうと思ってヒアリングする」
縦と横、地図を広げる感覚で聞き、
情報の何がどこにあるのかわかるようにすることが大切です。

縦に掘るのと、横に掘るは使い分け、縦の深いところにある答えを見つけるために横に広げます。
ヒアリングは事実を聞いていくことです。
感情ではなく客観的な情報誌して事実を聞いていくことが大事です。
単発の質問だと場が乗らないこともあるので、質問に質問を重ねていくと場が乗っていきます。
ヒアリングのアイスブレイクとしてとにかく褒めることも大切にしているとのこと。(さしすせそ)
とにかく相手に話せもらうことを意識します。

■ワーク

相手が困っている案件についてペアになってヒアリング(30分)
相手の本当の課題を引き出すのが目的です。
今回のワークのポイントはいつものA3紙にプラスして「付箋」があること。
付箋は整理しながら聞くためだけでなく、
会話のテンポを作っていくのにも役立つそうです。レクチャーであったポイント(さしすせそ)を実践したり、
付箋をうまく活用したりしながらヒアリングを行っていきました。

各30分のがっつりヒアリングした後に何名かに共有。
困っていることに関して、ヒアリングを通して社内でのコミュニケーション不足に気づいた方や
そもそもの事業の目的について深掘りしたことで、本当の問題点に気づいた方など
ヒアリングを通して新たな気づきを得られた人が多かった様子。
ここでアドバイスとして
相手に興味を持って話すことも大事とのこと。
楽しく、友達と話すように、相手の言葉を引き出します。

■まとめ

相手に全幅の信頼を寄せてヒアリングしてみましょう。
どんな相手にも必ず相手の中に答えがあります。

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)
   

■次回以降のデザスク

10月24日(木) 「ミッション・ビジョンを整理しよう」
①11月6日(水)19時~ 「コンセプトを立てよう」

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