News
デザスク報告:インプット・アウトプット (11/19)
2024.11.28イナバデザインスクール
【全てはインプットから始まる】
インプット・アウトプットは初めてのテーマ。
デザイン観点でのインプットアウトプットを学びたいという方や、インプット迷子だという方、そもそもインプットやアウトプットできているのかわからない、という方も。
■レクチャー
デザスクでも度々出てくる「デザイン思考」はデザインの基本となってくる思考法。
その中でも大事なのは「観察フェーズ」。
深い洞察なのか、浅い洞察なのかでその後の結果が変わってきます。
また、普段からインプットをしていると考えの起点ができていくそうです。
インプットのポイントとしては
・右脳と左脳でのインプットを意識的に行う
・インプットのためのアウトプットも大事にしている
などが挙がり、
そこから稲波のインプットルーティンの話になり、
・勧められた本は買う
・家事もインプットのチャンス
・テレビ番組は移動中にみる
など、デザイナーはとにかく日々たくさんのインプットをしていることがわかりました。
他の参加されているデザイナーの方のインプット術を伺い、
流行っていることはとにかくやる、という方、
人と話すことがインプットだという方や、若者の服の色を観察している、調べて情報を整理する、など皆さんそれぞれのインプットが。
アウトプットのポイントでは
・アウトプットするのを少し待つ(ネガティブケイパビリティ)
・アウトプットするときに大事にするのはコンセプト(概念を作ってからデザインする)
などが挙がり、
自分の価値観だけでアウトプットするではなく、クライアントとの対話をしっかりして
「ぴょん(創造的飛躍)」することを大事にしており、
そのためにはとことん対話することと、手放す瞬間が大切とのこと。
■ワーク
ワークでは「最近あった面白い気づき(インプット)をあげて、この場でアウトプットする」というテーマで行いました。
みなさん、日常の中での小さな気づきをシェアしていただきほっこりした雰囲気に。
また気づきを自分の中で整理して実践したことで、あらたな気づきにつながっていたという方も印象的でした。
校長からは
わからないことはできないので、わからないことをわかるようにするにはインプットが手がかりになってきます。
何気ない情報から気づくことが大事で、
「全てはインプットから始まる」と名言を残してレクチャーは終了しました。
■感想
・小さな気づきがインプットということであればたくさんできていた
・ネガティブケイパビリティという言葉を知れてよかった
・技術が進歩している中で人間のインプットアウトプットは進化しているのか?
・会社のいつも同じ人としかアウトプットしてなかった いろんな業種の方いるのが新鮮だった(初参加)
・前職と今で全然違う情報の処理の仕方をしていることに気づいた
・アウトプットの状況によっては適切なインプットがあるんだなと思った
などと感想をもらい、今回のデザスクもそれぞれに気づきがあり、良いインプットとアウトプットの場が醸成されていました。
■アンケート
事前事後のアンケートを行なっております。
目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)
■次回以降のデザスク
①12月3日(火) 「デザイナーの生態学」
②12月18日(水)「綿花から糸を紡ぐ」
https://peatix.com/event/4189716/view