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デザスク報告:デザイナーの生態学 (12/3)

2024.12.11イナバデザインスクール

今日は少し遅れてスタート。
長めの稲波のインプットトークは、デザインとビジネスの考え方の違いの話。
本編が始まる前から深い議論が繰り広げられていました。

今日のテーマは「デザイナーの生態学」参加された方は

デザイナーとより良い関係で仕事ができるようになりたいという方や
デザイナーについて知ることで自分に憑依させ、デザイン人材にになりたいという方も。(すごい!)

■レクチャー

きっかけはデザイナーとうまくいかなかったという話を聞くことが多かったから。
デザインを力にすると会社の力になっていきます、でもデザイナーはめんどくさい。。
そんなデザイナーの取説を知るとうまくいく、ということを伝えたい、とまず話がありました。
「デザインのいろは」という
デザインとデザイナーをうまく活用するための手引書を使いながら進めていきました。
・とにかくデザイナーに会って話すこと
・デザイン費については千差万別 などのいろはが挙がりましたが
特に大事なのは
「意見が言い合える関係が作れるかどうか」だと稲波は言います。
言いやすい関係を予め作っておくことが大事で
よく伝えているのは「3回は飲みにいく」こと。定期的な価値観の交換を仕事以外ですることが大切です。

■質問

デザイナーを理解するためにいい質問はありますか?という質問には
成果物を見ても合うかどうか全然わからない、ので、
仕事のプロセスをどう進めているかを見るといい、との返答が。
事業を当てに行ってしまいがちで、失敗を受け入れられないという方には
失敗していい金額を決めておくのは大事とアドバイスが
新規事業にはどう売れるかわからない難しさが常に付きまとうので
情緒のノイズを排除することも大事です。
また一見無関係に思える事柄も自分の直感にしたがって繋ぐことが
イノベーションに繋がるという話も
そのためには常日頃から領域を絞らず見ていくことが大事で
余分ではなく「余白」を作るのが必要なことかもしれないという話も上がりました。

■感想

・今すぐデザイナーに関わる機会はないけど、思考がかなり広がった。それが余白になる
・とことん話すことが大事なのはどこの業界でも一緒。結局そこか~と思った。
・余白を常に意識したい
・今までデザインの領域を広げてきた。人の領域も広げていきたい
・仕上がっているデザイナーではなく、デザイナーを育てる感覚も持って欲しい。
などと感想をもらい、今回のデザスクもそれぞれに気づきがあり、
良いインプットとアウトプットの場が醸成されていました。

■次回以降のデザスク

①12月18日(水)「綿花から糸を紡ぐ

https://peatix.com/event/4189716/view

②1月9日(木)
「デザイナーのための経営の話」

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