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デザスク報告:デザインとブランディング(2/28)

2025.03.19イナバデザインスクール

今回のテーマはデザインとブランディング

デザイナーや行政の方など様々な参加者が集まりました。『ブランディング」という言葉はよく聞くけど、いまいち自分の言葉で説明できない、という人が多い様子。

 

レクチャー

まずはデザインの変遷を振り返り、経済成長期は「物のデザイン」が主流だったが、
成熟期には「伝え方のデザイン」、
さらに現代では「在り方のデザイン」へと移行していると稲波校長から説明が。

デザインは社会の価値観の変化によって変化してきています。

企業経営の形を「山登り型」「波乗り型」の2つの方に例え、従来の「山登り型」(一つの成功モデルを築く)から「波乗り型」(変化に対応しながら価値を生み出す)へとシフトしてきているそう。これを支えているのが「デザイン経営」の考え方です。

エルメスの事例を通じ、「ブランド」とは長期的に価値を生み出し続けることと説明。
日本企業では新技術開発で成長してきたが、ブランディングとは「価値の創造=意味の創造」であり、
自社の存在意義を社会に伝えられる企業だけが生き残る時代になっているそうです。

ワーク

3人組で「相手の価値」を見つけるワークを行いました。

「強み」「市場(どんな人が喜ぶか)」「競合」の3つのポイントに留意しながらヒアリングをして、相手の強みを見つけてもらいました。

何人かに発表してもらい、グループになった相手の価値を発表してもらいました。

先ほど話したポイントの組み合わせることで「マイ・ブルーオーシャン」(自分だけの市場)を見つけることができます。

まとめ

ブランディングは単なる「見た目の統一」ではなく、価値を生み出し、それを社会に伝えるプロセス、とのこと。

さらにワークを通して自分を客観視するためにヒアリングが大切だということも実感していただきました。

感想

・方法論ではなく、原則に立ち返る大切さを学んだ。

・自分の疑問がワークを通じて整理できた。

・ブランディングを丁寧に理解でき、良い時間だった。

・世界観だけでなく、価値の連続性が重要と気づいた。

・視覚的なデザインに頼りがちだったが、価値の本質を考え直す必要があると感じた。

 

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)

■次回以降のデザスク

①3月 24日(月)
「ミッションビジョン研究」https://peatix.com/event/4318246/view
①4月7日(月)
「ミッションビジョンを整理しよう」https://peatix.com/event/4318247/view

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