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【プレスリリース】デザインを、未来を切り拓く力に。日本デザイン振興会と共同で 開催するデザインの学び場、月2回の通年開催がスタート。
2025年4月、公益財団法人日本デザイン振興会(本社:東京都港区、以下JDP )と株式会社RW(本社:愛知県名古屋市、以下RW)は、共同プログラム「JDPイナバデザインスクールトーキョー」の月2回無料での通年開催をスタートいたします。本スクールは、名古屋で開催されてきた「イナバデザインスクール」で育まれたデザインコミュニティの実践を土台に、東京という新たな舞台で、デザインを軸とした学び合いの場の創出を目指します。今までデザインに触れてこなかった人に向け、変化に向き合い未来を切り拓く手法として、デザインを学び合います。3回のプレ開催を行ったのち、この度スクールの通年開催が決定しました。4月27日(日)に行う第4回は、プロジェクトデザイナーである萩原修氏をゲストに、design shop 294(東京都立川市若葉町1-8-1)にてレクチャーとワークショップを交えた講義を実施します。
変化の多い時代、デザインの力が求められているが、活用は不十分
先の見えない変化の多い時代、これまで以上に幅広い領域にデザインの力が求められています。2023年には経済産業省が「JAPAN DESIGN REPORT」を発表し、中小企業へのブランディング支援、地域での事例など、幅広いデザインの意義を社会に発信しています。デザイン活用の実態としてデザイン経営を例に上げると、2023年のJDPの調査ではデザイン経営に積極的な企業ほど売上が成長しているという結果も出ています。しかし、デザイン経営推進上の課題の多くはいまだ解決されていないという側面もあり、デザインの活用や理解が十分ではない現状があることがわかります。
名古屋にて月2回無料で、デザインスクールの開催実績
RWではより多くの人のクリエイティブリテラシーの向上を目指し、経営者や行政職員から、学生やデザイナーなどが職種を越えて学び合う「イナバデザインスクール」を2022年4月より月2回無料で開催。スクールを通して、定性的な目標の重要性に気づけたという事業者や、クライアントとの相互理解ができたことで営業が通りやすくなったという方など、表面的なだけではないデザインを学ぶことで、参加者に意識や行動の変化が起こっています。
JDPイナバデザインスクールトーキョーはJDPとの協働による、社会的かつ公共的な学びの場
本スクールは、JDPが運営する「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」のプログラムとして、RWと共同で実施。グッドデザイン賞をはじめ、日本におけるデザインの振興を担ってきたJDPとの連携により、デザインを通じて社会課題に向き合い、実践的かつ公共的な学びを生み出します。開かれたデザイン教育の場として、場所を固定せずに都内各地で定期的に開催することで、東京のさまざまな地域で、デザインを活用し、自ら状況を切り拓く力を高めるムーブメントを広げます。
4月は萩原修氏をゲストに迎え、立川市で開催
4月27日(日)に行う第4回のプログラムには、つくし文具店など、さまざまなプロジェクトを手掛けてきたプロジェクトデザイナーの萩原修氏をゲストに迎え開催します。テーマは「デザインするってどういうことか。」基本的なデザインの考え方のさらに手前から学び、クリエイティブな地域・社会を作るために、デザインにできることを参加者と共に考えます。
【詳細】
第4回JDPイナバデザインスクールトーキョー
テーマ:「デザインするってどういうことか。」
日時:2025年4月27日(日) 13:00-15:30
場所:design shop 294(東京都立川市若葉町1丁目8−1)
定員:15名 対象:大学生以上 参加費:無料 ゲスト:萩原修
予約・申込先: https://jdpinabaschool4.peatix.com/
今後のスケジュール
5/12(月)、5/22(火)、6/17(火) 、6/30(月)、7/7(月)、7/24(木)
今までデザインに触れてこなかった方へ広く届けられるよう、場所を固定せずに都内各地で開催。開催場所・予約ページは一ヶ月前にはPeatix、JDPおよびRWのWEBサイトにてお知らせいたします。
株式会社RWについて
代表取締役:稲波伸行| 所在地:名古屋市中区2-11-13長者町トランジットビル2A|公式HP:https://www.rw-d.jp/
ミッションは「社会のデザイン力をあげる」
あらゆるデザイン資源を活用し、クライアントの求める姿をともに伴走し目指しています。大事なのは「デザインした先」をきちんと作れるかどうか。その先に、より良い社会づくり、地域づくり、モノづくり、仕組みづくりがあるという想いで取り組んでいます。
稲波伸行プロフィール
1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。
株式会社RW 代表取締役|株式会社こものデザイン研究所 取締役|岡崎ビジネスサポートセンター デザインアドバイザー|名古屋芸術大学 非常勤講師
大学時代の生死をさまよう経験からデザインにのめり込む。イギリスでの交換留学を経て、課題解決に向き合う真摯さだけでなく、人をワクワクさせる楽しさの両輪がデザインに必要であると学ぶ。
大学卒業後、フリーランスとして独立。デザイナーとして活動するだけでなく、流通会社の立ち上げや、地域コミュニティをつくるNPOの立ち上げにも参画。「意匠や形」といった狭義のデザインだけでなく、課題解決としての広義のデザインの実践を追求し続ける。まちづくりに関わる経験から、地域の魅力に惹かれ始め、現在は、日本の地域に根づいてきた文化をこれからの時代にも紡いでいくための「広義のデザイン」に取り組んでいる。
2008年RW創業。2012年より株式会社RWとして法人化。企業や事業の価値の再定義に伴走し、ミッション、ビジョンの構築や、新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。
本件に関するお問い合わせ
担当者名:森 千紘 TEL:052-212-7430 Email:rw@rw-d.jp