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デザスク報告:ミッションビジョンを整理しよう(6/11)

2024.06.24イナバデザインスクール

今回のデザスクのテーマは「ミッションビジョンを整理しよう」。

学生や行政の方、自動車関係の方など、遠くは東京から今日も社会やデザインに対してモヤモヤを抱えた方々が参加。

■ウォーミングアップ

まずはワークを行いました。課題は「目の前のペットボトル、これが何であるか。観察してスケッチして書き込んでください。」(10分)

これは先日行った左脳デッサンの短縮バージョンで、気づきの感度を上げるための訓練。水であることやペットボトルであることなどの大前提に気づくことが大事で、本当にこれでいいのか?と当たり前に疑問を持つことがデザインで一番大切な要素だと話しました。

MVをどういう視点で問い直すか。社会や自分自身も問いながら、今日ももやもやしてもらいました。

■ワーク

今日はMVの何かしらがでればOK 、今やってることを抽象化しながら書いていくの大事です。

まずは 自社の強み、市場、競合のスキマから考えて、次に夢・希望をモチベーションがどこにあるのか探りながら考えます。
抽象化しすぎてきたら、事業のアイデア(ビジネスのたね)も考えるとやりやすいです。

最後にMVを考えていきます。景色を作りたいのか(ビジョン)、役割を作りたいのか(ミッション)によって、MVはどちらかだけの方がわかりやすいとのこと。企業ではたくさん言葉があると何を指標にしてよいかわかりにくくなることも。

 

【発表】
考えたMVを数人に発表してもらいました。学生さんは関わりがある企業さんを客観的にみたMVを考えていたり、残していきたい伝統工芸があるという方は、未来に向けた職人のあり方をビジョンとして考えていました。

【質問】

感想発表の際にたくさんの質問もあがりました。一部を共有します
・複数の人でMVを決める決めるときは?
まずはグループで粒を出す。議論しながら多数決で決めない。優劣のないメンバーで考えるのが良い。

・企業ではなんちゃってMVが飾りになっていることがある。それはどこに課題があるのか?
本当にやりたいことでないのかや、構造に落とし込めていない可能性がある。

■まとめ

所詮フレームワーク、所詮ミッションビジョン。本当に大事なのは、いかに会社の中に落とし込めるか。MVを考えることは当たり前を問う、というデザイン態度に繋がります。ワークを通じてみなさんのデザイン力が上がったら嬉しいです。

■感想

・以前来たときはよく分からなかったけど、今日は大変よくわかった。自分の活動に活かしたい。
・前回からやりたいことについてモヤモヤ考えている。人生の中で残したいものという考えが新鮮だった。
・多くの人は個人のアイデンティティと会社のアイデンティティの合致が難しいのでは?
・MVを考えることは周りの人のエンゲージメントを高めることにも繋がると思った。
・やらないことを考えるのも大事かもしれない。
・目の前の当たり前を問うということで、このワークを問うてみた。普段からそのフレームにマッチしているかは疑問を持った方が良いのかも

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)
       

■次回以降のデザスク

①6月25日(火) デザイン経営の今

 

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