株式会社RW

News

デザスク報告:デザイン経営の今(6/25)

2024.07.08イナバデザインスクール

デザイン経営はよく扱っているテーマですがが何度来ても新しい発見がある、と数回目の参加者も。
今日はいつにも増して参加者の方の熱意が高く、アウトプットしながらみんなで思考を深める会となりました。

■レクチャー

デザイン経営の本懐(真意)とは?→「ちゃんとブランディングしましょう」

ブランディングとはデザイン的態度、会社のそもそもを問う視点で会社を捉えると。その上でデザイン思考のプロセス。デザイン思考の(観察、課題定義、コンセプト設計、アイデア出し、プロトタイピング、検証)プロセスを再定義して落とし込み唯一性のある会社にしていきます。
特に観察フェーズのそもそもを問う姿勢が大事です。
ここでRWの例を参考にさらに理解を深めていきました。

大事なのはブランディングプロセス。
会社全体でやっていくことが大事、と稲波校長。

【質問】

レクチャーの時点で質問がたくさん。一部ご紹介します。

Q そもそもを問うのがなぜ唯一性につながるのか?
唯一性とは自分たちにしかできないこと、を見つけること。強みがいき、市場があり、競合がいない 戦わないで勝つブランディングは弱者の方法

Q人間中心設計はマーケットインになるので唯一性に欠けるのではないか?
前提はプロダクトアウト。ブランディングはこういう商品出すけどこういう視点がいいんじゃない?という視点。

Q市場が小さくなったらどうする?
目的によって異なる。事業を伝え続けたいなら市場を変えるべき。

■ワーク

「会社(自社)にデザイン経営を取り入れるハードルは何か。」(15分)
今回はなぜデザイン経営が浸透していかないのかをみなさんで考えていくワークを行いました。

【発表】
過去の成功体験がハードルになっているという方や、何を残すのかを考えたいという方、ハードルをどう乗り越えるかという視点では
・具体的な課題から手をつけ、徐々に本質的なところに入っていく
・成功体験を作る    などのアイデアが出てきました。

その後は参加者同士の議論に発展し、・対話が大切なのでは?、・数字は安心につながり、それがないと不安に耐えられない、・インナーブランディングにもつながる、・巻き込んで決めるのが大事、・目標値を数ではないものする(M V V など)

などなど、参加者同士で考えが深まっていくアウトプットとなりました。。!

■感想

・価値を高めることと数字を上げることは違うのでは?縮小しながらブランディングするにはを考えたい。
・皆さんの話を聞いてデザイン経営の解像度があがった
・経営について触れたことがなかった。戦わないで勝つという言葉が印象的(学生)
・皆さん違う仕事なのにデザイン経営という言葉でこんな話せる。これが会社でできないわけがない!
・神回でした。頭がぐるぐるしてヒートアップしている。ここにいる人とガンガン話したらもっと面白い
・脱成長の考え方ができる企業がいい。
・会社の意味を本当の価値に変えたいな。テクノロジーの進化は幸せなのか?
・トップダウンではなく対話だと思った。日常の中にデザイン経営のヒントがある

本日の回を通して「まだまだやらないといけないいけないことがたくさんある」と感じたという稲波校長。皆さんの悩みが解決できるよう、RWもまだまだ頑張っていきます!

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。
みなさまご協力お願い致します。
今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)
           

■次回以降のデザスク

①7月9日(火) デザイナーを事業に伴走させる価値

 

Facebook

Contact Us

プライバシーポリシーはこちら>> 
※必ずお読み下さい


    確認画面は出ませんので、送信前にもう一度内容をお確かめください。*は必須項目です。

    株式会社RW|460-0003 名古屋市中区錦2-11-13 2A|Tel. 052-212-7430 / Fax.052-212-7431
    ページトップ